スマホ連携 パソコン⇔スマホ間データ同期の仕組み

具体的な操作方法は後にして、データ同期の概要だけ、ざっくり説明します。
操作方法はこっち

基本ルール パソコン側が親データ、スマホ側が子データ

基本的なデータの扱い方は以下の通りです。

1.PC版がまぐち君のデータを親としてスマホ用の子データを作成し、スマホに送ってスマホで使用します。
2.スマホで入力した子データをパソコンに送り、追加、変更分を親データに統合します。
3.統合後、再度、PC版のデータを親としてスマホ用の子データを作成し、スマホへ送って使用します。

1.は最初だけで、通常は2.3.を繰り返すことになります。
※2.で統合完了後、3.のスマホへの書き戻しでエラーが発生した場合、2.の統合からやり直してください。
 同じデータは何度統合してもデータが重複することはありません。(無理にやり直す必要もないけどね。)

※データの親子関係は個々の家計簿データ中に記録されていますので、バックアップデータを利用してパソコンを引っ越しても親子関係は維持されます。
※ということで、親子関係はマシン間で決められるのではなく、パソコンもスマホも機種変更しても維持されます。

同じデータをパソコンとスマホで、それぞれ修正した場合の、統合勝敗ルール

基本的に後勝ちです。要するに後で保存した最新のデータが採用されます。
ただし、入力モードによって細かい動作が異なります。

PC版のダイレクトモード、スマホ版の単品入力のデータ
一明細毎に勝敗が決定されますので、一画面内で別々の明細を編集しても、それぞれ最新データが採用されます。

PC版のレシートモード、スマホ版のレシート入力のデータ
レシート全体で勝敗が決定されます。
レシート内で最後に保存した側の全ての明細が採用されます。 これによって、レシートとしての一貫性を保ちます。
(一明細だけ店舗が違うなど矛盾を防ぎます)

※パソコンとスマホで同じレシートを修正して統合した場合、後で保存した側が丸々残り、先に保存したデータは失われますのでご注意ください。

※データの保存日時で勝敗判定しますので、パソコンの時計に狂いがないよう気を付けてください。

(参考)
PC版のネットワークデータ共有モードの場合は、先勝ちが基本になります。同じデータを2つのパソコンで表示後、それぞれ修正し、保存した場合、一瞬でも早い方が採用されます。データ共有モードは一瞬の時間差の問題ですが、スマホ連携はかなりの時間差で保存されたデータですので、最新のデータを優先します。

スマホ連携の始め方

すでにPC版をお使いの方がスマホ版を始める場合

 スマホ版をインストール後、自動的に家計簿が作られますがこれは無視して使いません。
その後、スマホの同期画面と、パソコンのがまぐち君スマホ同期ツールを使って、パソコンのデータをスマホへ送ります。

先にスマホ版で家計簿をつけていて、PC版を後で使い始める場合

スマホのデータは親が無い状態です。この場合、パソコンのどの家計簿でも親にすることが出来ます。
PC版がまぐち君をインストール後、家計簿を作成しますが、これを親としてください。
スマホの同期画面と、パソコンのがまぐち君スマホ同期ツールを使って、スマホのデータをパソコンへ送ります。
初回同期時に、同期先の家計簿を訪ねますので、パソコン側の家計簿を指定してください。
同期完了後、スマホにデータを送り返すことによって親子関係が確立します。

スマホ版とPC版、それぞれ独立して家計簿をつけていた場合

この場合もスマホのデータは親が無い状態です。この場合も「先にスマホ版で家計簿をつけていて、PC版を後で使い始める場合」と同じ操作になりますが、費目の設定等にズレがあるかもしれまん。初回統合時に費目の対応表を作成しますが、その時、費目名、口座名で自動的に対応させます。
したがって、PC版で費目を変えていると、別の費目として統合しますので、ご注意ください。
PC版、スマホ版ともあらかじめバックアップを取ってから同期することをお勧めします。

子が複数

パソコン側の一つの家計簿を親として、複数のスマホ用にそれぞれ子データを作る事が可能です。
このとき、子データを複製して別のスマホに使いまわすことは禁止します。
機種変更した場合に、新旧両方の機種に同じ家計簿が入ってる事態が想定されますが、どちらで使うか明確にしてください。